初めての書き込みになりますので変な所があるかと思います。すみません
自分が高校に入って1ヶ月くらいの時に体験した話です。
まだ1ヶ月ということもあり、クラスの人とは仲良くなってきたけれど他のクラスとか、学校の構造などはまだわかっていないくらいの時期でした。
2時間目の授業が終わり、休み時間になり友達Y君とスマホゲームで遊んでいました。
次の授業は地学だったので地学室に移動しなければならなかったのですが、ゲームに夢中になっている間に休み時間は残り2分になってしまいました。
クラスのみんなは既に移動していて、自分とYの2人だけです。しかし、2人ともまだ数回しか行ったことのない地学室の位置がよく分かっていませんでした。
うちの学校の構造は5階建てで、1階は玄関と保健室、空き教室。2階は職員室や事務室、校長室など先生用の階で、その上が各学年の教室や教科室で間取りが同じでした。
そして自分たち1年生は最上階の5階でした。
自分が「何階かは分からないけど位置はわかるから1階ずつ確認しながら降りていこう」と提案し、2人で向かうことになりました。
階段を1階降り、地学室と思われる位置の教室を見ました。扉の上の札は何も書いてありませんでした。一応扉の小窓から中を覗きましたが、誰もいません。
もう1階降り、地学室と思われる位置の教室を見ました。扉の上の札にはまた何も書かれていませんでした。もう一度小窓から覗きましたが、誰もいませんでした。
ここでゾッとしました。
5階から2階降りました、2回その階の教室をYと覗いたので間違いありません。なので今は3階にいるはずです。下の階は先生用の階なので教室はありません。そして間違いなく位置は覚えているのにそこに地学室がありませんでした。1階増えているのです。
「ねぇ、今何階かなあ?」
自分がYに問います。
「いや、3階でしょwww」
Yは答えます。
何度考えてもそこに地学室がないのがおかしいのです。
もう一度階段を降り、もう一度その位置の教室を見ると「地学室」となっていて、既に授業は始まっていました。
教室に入り自分とYはこのことを説明しました。陽気な先生だったので笑われましたが、「こいつら本当に頭おかしくなったよwww」と言って信じてくれませんでした。
その後普通に学校に通い卒業しましたが、在学中に何度考えても、何度同じ動きをしても確実に1階増えていたとしか説明がつかないのです。
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